幼稚園から小学校への進学は、子供にとって大きな環境の変化です。
まだまだ子供だと思っていた子が、少しずつ自分でできることが増え、大人びたことを言うように。
女の子は男の子に比べると精神的な成長が早いですから、思わずこちらが返事に困るような口答えをしてくることも増えてきます。
まだ入学したばかりなのに、もう反抗期!?と戸惑う親は多いです。
そこで今回は小学校一年生の女の子の反抗期に上手に対応する方法をまとめてみました。
小学1年生でもう反抗期?
無事に小学校に入学して、新しいお友達もできて良かった…とホッとしたのも束の間。なんだか最近口答えがひどいなぁ…と感じているお母さんはいませんか?
小学校一年生でもう反抗期?と思うかもしれませんが、小学校低学年の頃にも反抗期が現れる子は少なくないんです。
いわゆるイヤイヤ期と呼ばれる幼少期の第一反抗期と、小学校高学年から中学校くらいの思春期で出る第二反抗期の間で現れるのが小学校低学年ごろに出る中間反抗期です。
短い間に何回反抗期があるんだ…とうんざりしちゃいますよね。
中間反抗期では、男の子の場合は乱暴になったり、言葉遣いが悪くなることが多いですが、女の子の場合は口答えが多くなるのが特徴です。
男の子に比べて考えが大人びていて、口が達者なので、思わず親も戸惑ってしまうような答えが返ってくることも。
お母さんvs娘だと同じ同姓同士でついケンカがエスカレートしちゃう!なんて話もよく聞きます。
まだまだかわいい子供だと思っていた子が急に反抗的になったらショックですし、どうすれば落ち着くんだろうと不安になると思いますが、これも成長の証なので、慌てずにどっしりと構えましょう。
小学1年生の女の子の反抗期、なぜ起こる?
一年生でなぜ反抗期が起こるのでしょうか?
幼稚園から小学校への進学は子供にとっては環境がガラっと変わりますよね。今まではみんなで歌を歌って、仲良く遊び、先生も優しかったと思います。
それが小学校に上がるとどうでしょう?
一日授業があって、帰ってきてからは宿題があります。先生も厳しくなりますし、新しい友達や年の離れた上級生との人間関係を築くことも大変だと思います。
よく考えてみたら大人だってこれだけの変化があれば疲れてしまいますよね?
このたくさんの変化の中で子供はたくさんの刺激を受けます。こんな言葉があるんだ、こんな考え方があるんだ、と子供なりに影響を受けて、自分に吸収していこうとするんですね。
その中で自分の主張が出てきて、それを通すために反抗な態度となって現れます。
モノを投げる!癇癪!荒々しい言葉・・いつまで続く?
小学校低学年の女の子の反抗期とは、具体的にどんなものがあるでしょうか?
- 何を言われても口答えする
- 少しのことですぐに怒る
- 一度怒るとなかなか機嫌が直らない
- 無視をする
ママ友達の娘さんは、朝着ていく服が思い通りにならないと、『じゃぁ今日はもう出かけない!!』と機嫌が悪くなり、連れ出すのが大変なんだそうです。
反抗期は一時的なものとはいっても、毎日続く口答えは親にとってもストレスが溜まるものですよね。
このころは一番身近な同姓に対して敵対心が強まるそうです。
父親に対しては無視するくらいですが、母親にはくってかかってくるという子も少なくありません。
接する時間の長いお母さんの疲労は相当なものだと思います。
では、この反抗期はいつまで続くのでしょうか?
中間反抗期は新しい生活に慣れて、自分の考えをうまく言葉に表せるようになってくると、自然と落ち着いてきます。
このころの子供たちはいろいろな情報を聞いて、なんでも知ってる気になっています。
自分の主張も出てきて、それがうまく伝わらないと、『うるさいな!』『わかってるよ!!』などとイライラをぶつけてきます。なので、親の私たちは、子供の意見をまずは最後まで聞くことが大事です。
『あなたはそういう考えを持っているんだね!』と主張を受け入れてあげることで、子供の態度も落ち着いてきます。
不安定な子供に親が投げかける言葉は?
反抗し続ける娘に親はどのような対応をしたらいいのか、悩むところですね。
親も人間ですから、思わずカッとしてしまうこともあると思いますが、一番大切なことは頭ごなしに怒らないこと。
でもこれが一番難しいんですよね。
中間反抗期の子供は、学校や外ではいい子という特徴があるようです。しかも女の子は男の子に比べてグループを作ることが多いですよね。
グループの輪を保つために、子供なりに気を使う機会が多い分、精神的な疲労が溜まっている可能性が高いです。
たまに公園を通ると、『今日は~ちゃんと遊ぶから遊べないから』なんて会話が聞こえたり、明らかにもめてそうな女の子たちをよく見かけます。いつの時代も女の子は大変だなぁ…と思いますよね。
そんな中、家に帰ってからお母さんに、あれこれ指図を受けると、『もううるさい!!』と怒鳴りたくなる気持ちも分からなくありませんね。
反抗的な子供に親がかけがちが言葉は?
- 宿題やって
- 着替えて
- お風呂入って
私も毎日のように言ってしまってました。でも、これってよく考えると親からの一方的な言葉。
子供だって今日は先にこっちをやろう。疲れてるからお風呂めんどくさいな。など、その日の気分があるはずです。
それを無視して押し付けるのはやはりよくありませんよね。代わりに二択で聞いてあげると、子供がとても答えやすいです。
- ごはんとパンどっちがいい?
- 宿題とごはんどっちが先?
- お風呂入る?入らない?
『あなたはどうしたい?』と子供の意見を聞き出してあげる聞き方が効果的です。
これなら子供はどちらかを選べばいいだけなので、うるさい!うざい!なんて言葉も出なくなります。
集団生活の中で多少なりとも自分の主張を抑えている子供に、家では出していいよと感じさせてあげることが大切です。
それが間違っていても、まずは最後まで聞いてあげて、後から『ここは~した方がいいんじゃない?』と正しい方へ導いてあげます。
そして、他人と比較しないこと。
同じ学年でも、反抗期などしない穏やかな子もいるんですよね。
なんでうちの子はあんなに生意気なのに!!と焦るせいで、子供に『~ちゃんはできるのに』『~ちゃんはいい子なのに』なんて言葉が出てしまいがち。
でも、親からそんなことを言われたら、子供はどんどん自信を無くしてしまい、余計に素直になれなくなります。
反抗期は成長のあかしですから、焦らず親の我慢強さを見せてあげましょう。
もう一つ、実際に反抗期の女の子に効果的だった!という、小学生女子をターゲットにした素敵女子になるための漫画をいくつかご紹介します!
小学生女子のための素敵女子になるための漫画
☆自分をもっと好きになる 【ハピかわ】かわいいのルール
☆わたしもHappy みんなもHappy【ハピかわ】こころのルール
☆ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ トキメキdays
中学年~高学年の女の子を対象としているので、一年生にはまだ理解できない部分もあるかもしれませんが、素敵女子になるための方法がたくさん書かれているバイブル本で、はまる子が続出してるそう。
- これを読んでから笑顔が増えた
- 部屋を自分から片づけるようになった
- 友達と一緒に読んでいて楽しそう
など、保護者の口コミ評価がとても高いんです。
親からの注意は素直に聞き入れないのに、漫画だとすんなり受け入れられるんですね^^
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困ったときは先生に相談をしよう
お父さんは仕事が休みの時しか子供の態度を見ないかもしれませんが、一番大変な思いをしているのはお母さんですよね。
いっぱいいっぱいになってしまったときは、まず夫婦で話をしましょう。自分の両親に聞いてもらうのも効果的です。
それが難しい時は学校の先生や育児相談のプロに相談しましょう!
小学生の女子は集団行動が多く、トラブルが起こりがち。仲間外れにならないように、無理して合わせているかもしれません。
学校での友達関係でトラブルが起こっていないか、まずは担任の先生に相談してみましょう。ただ先生とも相性がありますので、なかなか相談にのってくれない…という時は、各自治体の相談窓口を利用しましょう。
相談窓口
- 各自治体の保険センター
- 各自治体の子育て支援センター
※市町村名 子育て支援センターで検索すると住んでいる地域のセンターを調べられます。
日本保育協会 育児相談電話
- 03-3222-2120
有料にはなりますが、上記の他にもオンラインで相談できるサイトもありますよ。
子育ての悩み解決/相談サイト
ボイスマルシェ

まとめ
- 小学校一年生で現れる反抗期は中間反抗期。女の子は特に口答えがひどくなります。
- 幼稚園から小学校に上がって、慣れない生活によるストレスが原因であることが多いです。女の子はグループを作りがちなので、集団生活を守るために必死なのかもしれません。
- 新しい環境や新しい友人関係が落ち着いてくれば自然と反抗的な態度も落ち着いてきます。
- 言うことを聞かせるのではなく、子供に選択をゆだねてみては?小さな選択の積み重ねが子供の自信につながりますよ!お母さんは一番反抗されやすい対象になりますが、逆に一番話を聞いてもらいたい相手でもあります。小学生女子に人気のバイブル本を一緒に読んでみてもいいのでは?
- 反抗期の子育てに疲れてしまったら、親や先生、子育て相談のプロに話を聞いてもらいましょう。
まだまだ小さくてかわいい娘の反抗的な態度には、親の誰もが戸惑うもの。心無い言葉に傷つくし、イライラもしますよね。
でも子供も必死に新しい環境に慣れようとしている時期でもあります。頭ごなしに叱るのではなく、子供の気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
必ずいつかは終わるものです^^
お母さんも適度に気分転換しながら、一歩引いて見守ってあげましょう。
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