- 「男の子なのに甘えん坊で心配」
- 「自分の思い通りにならないとすぐ泣いて困る」
- 「小学校に入ってもこのままだったらどうしよう・・・」
女の子より男の子のほうが単純で素直で可愛いって聞くけれど、ずっと甘えん坊で、このまま大人になったらどうしようなんて不安になることもありますよね。
私は男の子と女の子の兄妹がいますが、やはり男の子のほうが何かと心配で手がかかります。
この記事では以下のことを中心に、体験談や調査したことを交えて解説します。
- 1年生の男の子がすぐ泣いたり、甘えたりする心理は?
- 泣き虫で甘えん坊な男の子の小学校生活について
- 泣き虫・甘えん坊の対処方法
読み進んでいけば、きっと気持ちが軽くなりますよ!
それではいってみましょう。
1年生の男の子ですぐ泣く・甘えん坊で困る!
1年生の男の子はどんなことで泣いたり、甘えたりしているのでしょうか。
わたしの経験や周りの話でよく聞くエピソードを5つご紹介します。共感できるエピソードがあるのではないでしょうか。
お風呂や就寝のときは一緒じゃなきゃダメ
ママにとって夕方は、あらゆることをこなす忙しい時間に突入します。
お風呂と就寝の2つを子供が自ら行動してくれるだけで、ママの負担減になりますよね。男の子はいつまで一緒にお風呂に入って良いのかな?と疑問を感じることも。
どこでもベタベタとくっつきたがる
テレビを観るとき、ご飯を食べるとき、宿題をするとき、いつでもママが隣にいることが基本。
うちの子は、公園などに連れて行っても、友達ではなく親と遊びたがり、「この子の自主性や協調性は大丈夫だろうか」と心配になりました。
離れていると「見て~」「来て~」とアピール
機嫌よく遊んでいるから今のうちに夕飯の準備・・・と思って離れると「ママこれ見て!」「こっちに来て一緒にやろう」と駄々をこねる。
家事が進まずにやきもきします。
注意するとすぐ泣く
「そんなことしたらダメよ」「いつも言っているでしょう」と注意するだけで不機嫌になり、メソメソと泣くなんてこともありますよね。
小学生になると規則も増えるし、学校で順調にやっていけるのだろうか・・・と心配することも。
出来ないことがあると泣く
近所に住む男の子は、習い事や遊びの途中に、教えられても思ったように出来ないときに不貞腐れたり、泣きわめいたりするそうです。
うんざりするのを隠しつつ、なだめて気を取り戻すことに時間がかかり、疲れる。と話していたのはとても共感できました。
ひとつひとつを見ると、どれもたいしたことないように見えますが、日常の中だと親も呆れたり、忙しいとイライラしたりしますよね。
わたしも「夜は1人でゆっくりしたいから、勝手に寝てよ~」と思うことは多々ありました。
親だってひとりでドラマ見たり、コーヒー飲んだりしたいですよね。
1年生の男の子ですぐ泣く理由や心理は?
「あの子の泣いている姿を見たことないな」っていう同い年の男の子っていると思います。なんでうちの子だけこんなに泣き虫なの・・・と心配になりますよね。
すぐに泣く子とあまり泣かない子の違いは何でしょうか。
一概には言えませんが、親が泣くことを許さない、周りに心配かけたくない、泣いていい人や場所が他にあるなどがあります。
人間は、お腹から出てきて最初に「泣くこと」から始まります。
泣くことは「欲求伝達」と「感情開放」の意味があり、話せない赤ちゃんは泣くことで何かを伝えたがっています。
男の子が女の子より泣き虫だったりするのは、言葉でうまく伝えられずにいるのかもしれませんね。
家庭での子育ての方針などで、泣くことを禁じられると子供は感情に蓋をしてしまいます。
子供の頃から感情を出せずにいると、欲求がうまく伝えられずに、感情が溜まる一方です。それは、「不満」「寂しさ」など負の要素になりかねません。
泣くことができるというのは、安心して感情を出せる相手がいるということです。子供を「泣き虫」にさせてあげている!と自信をもってくださいね。
1年生の男の子で甘えん坊の理由や心理は?
泣き虫と同じように、甘えん坊も「親にわがままが言える=安心して感情を出せる」ということです。
親としてはわがままに思えることもありますが、まずは一度受け止めることが大切です。なかでも、一番一緒にいる母親にべったりという子は多いですよね。
生まれてから今まで、一番甘えさせてくれた人に安心して甘えているとったところでしょうか。
うちの子らは、一緒に寝るのは私、お風呂はパパと一緒に入りたがります。それは、お風呂では父のほうがたくさん遊んで楽しませてくれることを知っているからでしょう。
子どもは自分の欲求を満たしてくれて、甘えん坊にさせてくれる相手をそのときどきで見つけているのだと思います。
すぐ泣く・甘えん坊の息子は小学校生活は大丈夫?
うちの娘はなにか出来ないことがあると、すぐに拗ねたりするような子でした。小学生になったときに、「先生やお友達を困らせたりしないだろうか」と心配しました。
しかし、三者面談で先生に、「お子さんは利発的でまわりを困らせたことは一度もない」と言われたとき、家では別人なんですけど・・・と嬉しいような面白いような気持ちになりました。
子どもは相手や状況を見て泣いているのだと思います。
家に帰って甘えられる人、泣くことができる人がいれば、学校で感情を爆発させることはあまりないのかもしれませんね。
泣き虫・甘えん坊を治すには?
泣き虫や甘えん坊が大変で治したい!と思うかたもいらっしゃると思います。
前述の通り、泣くことは欲求伝達と感情開放です。泣き虫も甘えん坊も、まずは親の前で感情を出す練習をしています。
しかし、全ての訴えを聞いてあげることは、子育てという責任もあり難しいことです。
たとえば、観てほしくないテレビを観たいといったとき、危ないことをしたいといったとき・・・そんなときは、泣きながら未練を断ち切る方法を覚えさせます。
自分の思い通りにならない悔しさを泣きながら解き放ち「〇〇だからできないよ。思い通りに出来なくて悔しいね、悲しいね」と励まして納得させます。
そのことで子どもの自立心も育つといわれています。
子どもはたっぷりと甘えさせてもらえると反動でしっかりと親離れができます。
今は大変なこともありますが、言葉などで感情を伝える方法を習得すると、自然と泣く回数も減っていきますよ。
まとめ
- 1年生の男の子ですぐ泣く・甘えん坊で困るエピソード5つ!
- お風呂や就寝のときは一緒じゃなきゃダメ
- どこでもベタベタとくっつきたがる
- 離れていると「見て~」「来て~」とアピール
- 注意するとすぐ泣く
- 出来ないことがあると泣く
- 泣き虫は「欲求伝達」と「感情開放」の意味がある
- 子どもは、甘えん坊にさせてくれる相手をそのときどきで見つけている
- 家に帰って甘えられる人、泣くことができる人がいれば、学校で感情を爆発させること考えにくい
- 泣くことや甘えをたくさん受け止めると親離れが早い。無理なお願いのときは、泣きながら未練を断ち切らせる。
甘えん坊・泣き虫で心配な気持ちはとても良くわかりますが、これも自立への第一歩と思えば、しっかりと受け止めてあげたいですね。
ただ、本当に大変なときは無理をせず、誰かに頼って気分転換をしてください。
朝起きてきたとき、帰ってきたとき、思いきりハグをするなど小さなことから始めましょう。明日の朝ごはんのリクエストを聞いて、作ってあげるのはどうでしょうか。
きっと思いが伝わりますよ。
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